2015年8月2日日曜日

高校生「夏のボランティア体験」受入


8月1~2日、3名の高校生諸君を受入れ、共に炎天下のもと汗を流しました。

第2臨空公園(復興が進まず、夏草一面で公園のおもかげは全くありませんが)に隣接するハマボウフウ栽培畑での除草風景です。
ここで育てた3年もののハマボウフウを海岸に移植し、自然増殖も促しながら「海岸のお花畑」再生に取組んでいます。


閖上海岸7.2mの防潮堤の天端からハマボウフウ保護区を臨み、震災からの復旧状況を説明。
<4年半の経過の中で、全滅状況の砂浜にも海浜植物が繁殖しつつある>









壊滅的被害を受けた閖上にあって唯一残った日和山(標高約8m)に上り、被災状況を説明。

<4年半の経過の中で、嵩上げ工事が開始されたものの・・・>







カナダ政府の支援で造られた閖上みなと朝市内の「メープル館」で簡単な座学。

強烈な風景を見たあとでもあり、くどい話は避けたが、伝えたかった事は、ひとつの町を完全に破壊した自然の怖さとそれでも生命を育んでくれる自然の優しさだった。
来て、見て、何を感じてくれただろうか。

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